3.原因は

レーザーカッティングゲーム

やはり「ハンダづけ」

3週間くらいで通過センサーが宅急便で戻ってきた。

電源を入れ、手をかざすとリレーという磁石の部品が「カタカタ」と心地よい速さで動き出ししばらくは感動していた。

しかし、ゲームに必要な反応スピードとしては少し遅いな。。。

同封されていた紙に動かなかった原因が書いてあった。

「ハンダが上に乗っているだけで完全に基板にハンダづけされていませんでした。」

こんなん素人には絶対わからんやん!!!

あー、こんな調子ではゲームなんかいつまで経ってもできひん(泣)

それまでも続けるべきか悶々と考えていた。

誰か代わりにタダでつくってくれへんかなー。

外注したらいくらかかるんやろ。。。

・・・とにかくできるまでに期間と経費がどれくらいかかるか確かめるところまではやろう!

そう覚悟して思いついたのは、デジットの店員さんに教えてもらっていた「AVRマイコン電子工作製作会」だった。

AVRマイコンとは、定評のあるATMEL社のマイコンの名称であり、arduino にもこのマイコンがマウントされている。

この製作会では、基本教材を購入すると、毎月一回、土日2日連続で開催される会で、素人でも1から教えてもらえるという。

あらためてデジットに行き、言われるがままにその教材を購入した。

arduino と同じようなマイコンのトレーニングボード、USBケーブル、パソコンで作成したプログラムをトレーニングボード上のマイコンに焼き付けるためのUSB接続型AVRライターの3点で4,000円くらい。

USBケーブルは前に買ったのと同じだから買わなくてよかったけど、数百円の同じケーブルがまた必要な理由をいちいち確認する余裕なんかまったくなかった。

しかし、「あといくらかかるんだろう」、「あとどのくらいの日数でできるんだろう」ということばかり考えながら日本橋を歩いているような週末を何十回と過ごすことになっていく。  〈つづく〉

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