プロトタイプでは...
しばらくはこのプロトタイプでこっそり遊んでいた。練習を続けると、いい疲労感で1,000回を超えるようになっていった。家族にやってもらったり、こっそり職場に持って行って反応を伺った。また、職場の忘年会の余興に無理に使ったこともあったが、時限爆弾のようなフォルムとブツブツという音に加えて、やっている人の動作きがシュールすぎて、マニアック度がかなり高いと見て取られ、退かれることも多かった。
「これはそんなゲームじゃない!やはりこれで終えることはできない!製品化するんだ!」
日本橋の製作会の会社に電話したら、設計だけで40万円はかかると言われた。
あー!製品化まで一体いくらかかるのか!
外注は早々とあきらめざるを得なかった。 <つづく>
コメント