14.外部委託

レーザーカッティングゲーム

原価の3倍

2019年3月下旬、東大阪市にある小規模製品に対応できる会社の社長と面談した。

個人セミナーのような説明を受けた後に、このゲームの場合はどんな見積になるかざっと教えてくれた。製作原価は1万円。会社としては1,000個1,000万円で請けるとのことだった。天を仰いだ。小遣いで工面できる金額ではない。

原価1万円の半分は筐体の型枠代になるという。これが1万個、10万個になると型枠代の比率はもっと上がるらしい。

さらに売値は原価の3倍にするものだとも言っていた。仮に3万円で売ったらNintendo Switch やPlayStationと競合する。勝ち目は端からない。

もはや確実に個人の力で金儲けできる要素はこのゲームにはない。リスクが大きすぎる。  <つづく>

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